奈良橿原 プログラミング・アカデミー 技術ノート

奈良橿原にある子どもプログラミング教室(大人は教えないとは言ってない)のブログです。レッスン内容やインストラクターの技術メモなど。

Google App Engine/PHP を試してみた

https://developers.google.com/appengine/docs/php/

GAEがPHP対応したそうなのでさっそく試してみました。導入のドキュメントはこちら。これを見ながら順に進めていきます。OSはWindowsです。

SDKのインストール

開発環境用にphp-cgi.exeが別途必要ということなので、こちらから VC9 x86 Thread Safe バージョンのZIPファイルをダウンロードして展開。適当に配置。ここでは、

E:\ProgramFiles\php

ということにしておきます。

続いて、SDK本体のダウンロード。こっちもZIP形式なので展開して適当に配置。先ほど配置したPHPランタイムの配置場所との位置関係は特に気にする必要ないです。ここでは、

E:\ProgramFiles\appengine-php-sdk

ということにしておきます。

HelloWorld

とりあえずHelloWorldを表示するスクリプトを書いてみます。スクリプトの配置場所はSDKの場所とは関係ないです。どこでもOK。ここでは、

E:\temp\php\helloworld\helloworld.php

ということにしておきます。

内容を適当に編集。

<?php echo 'Hello, World!'; ?>

続いて、アプリケーションのURLなどを定義する設定ファイルapp.yamlを書きます。これは、アプリケーションのフォルダに置かないといけないので、今回の場合、配置場所は次のようになります。

E:\temp\php\helloworld\app.yaml

内容を編集。以下はGAEのドキュメントそのままです。どんなURLにアクセスがあっても、すべてhelloworld.phpでハンドリングする設定になってます。

application: helloworld
version: 1
runtime: php
api_version: 1

handlers:
- url: /.*
  script: helloworld.php

以上が書けたら、コマンドプロンプトを起動して、SDKのディレクトリへ移動。そこにdev_appserver.pyというサーバ起動スクリプトが・・・えっ、Pythonなの???

ええっと

dev_appserver.py --php_executable_path=E:\ProgramFiles\php\php-cgi.exe E:\temp\php\helloworld\

って実行すればサーバが起動するので、ブラウザからhttp://localhost:8080/にアクセスすれば、はいOK! のはずなんですけどね。Pythonはいってないので・・・今日はこのへんで・・・。